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ISFJ日本政策学生会議 第16期代表
東京大学文科U類2年
宮内 秀聡 |
2011年3月11日。我が国は、東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われ、
人的・経済的に甚大な被害を受けました。
はじめに、東日本大震災で亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、
被害にあわれた全ての方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
震災以前から山積していた危機的課題に対して解決策が見いだせない中で発生した、
東日本大震災という歴史的危機−
今我が国は、「危機の中の危機」というまさに国難の下にあります。
しかし、「危機と混乱の下でこそ、社会の本質が現れる」という言葉もあります。
震災後の大混乱の中での秩序だった行動に現れた日本社会の精神性の高さに、
世界は感嘆の念を抱いています。
震災後数日で修復された幹線道路。わずか1カ月で開通した新幹線。
日本の底力とも言うべきものを、世界は確実に感じています。
何万もの人の命を奪い、計り知れない数の人の人生を狂わせた大災害にも臆することなく、
今、日本は、復興へ向けて前を向いています。
戦後日本は、「東洋の奇跡」と言われるほどの劇的な復興を成し遂げました。
戦後の焼け野原から、日本が世界第二位の経済大国にまで発展できたのは、
この社会に生きる全ての人が主体的に国の未来を考え、困難な中でも勤勉に生きてきたからではないでしょうか。
ISFJは、「自由な視座からの政策」、「現場に立脚した政策」という学生の強みを活かしながら、
半年間というブラッシュアップ期間を経て、学術性・実現性の高い政策を立案・提言します。
政治・行政・産業・報道など各界に対して問題意識を提示し、インパクトを与えて行くこと−
「この社会はどうなって行くのだろうか」と漠然とした不安を抱くのではなく、
「この社会をどうしたいのか」と主体的に考え、建設的批判ができる人材を輩出すること−
これらを通じ、ISFJ2011が「望ましい社会の構築」に貢献することを、
そしてまた、復興に向けて人々が主体的に思考し、日本の将来像を真剣に考えながら生きることで、
日本が必ずこの困難を乗り越え、さらなる高みへ向かうことができることを、私は信じています。